ライドシェア解禁の検討で「白タク」という言葉をよく聞きます。
今回は「白タク」とは何かについて解説します。
旅客運送業
法律的にはタクシーは旅客運送業に該当します。
旅客運送業を行うには行政の許可が必要になります。
(許可手続きについては行政書士にご相談ください)
また、ドライバーには二種免許も必要となります。
今回ライドシェア検討されているのは、この二種免許の要件が重いためです。
ナンバープレートの色
旅客運送業の免許を受けると、緑色のナンバープレートが発行されます。
町中でタクシーやバスを見ると緑色のナンバープレートが付いているのが分かると思います。
一方で、普通の乗用車や営業車を見ると白色のナンバープレートが付いているのが分かると思います。
つまり
緑ナンバー=旅客運送業の許可を受けている
白ナンバー=旅客運送業の免許を受けていない
ということになります。
白タクって?
したがって、
白ナンバーのタクシー=無許可のタクシー=違法
ということになります。
このように、「白色のナンバープレートでタクシー業を行う違法行為」を俗に「白タク」と呼んでいます。